「テイルズオブベルセリア」でシリーズは息を吹き返したのか?
ついにPS5が発売された。
僕はいつも最新ハードは1年くらい待ってから買っているが、開封動画とか見ていると欲しくなる。近未来的なデザインがカッチョイイ。
てことで、PS4もまだまだ現役でいけるようだが、節目ということでPS4を買って一番はじめに遊んだゲームの紹介をば。
公式オネショタ!穢れ!穢れ!穢れ!
シリーズ16作目、「テイルズオブベルセリア」。
細かい設定とかはwiki先生に任せるとして、シリーズのマザーシップタイトルはすべて最低でも一周はしている僕が感じた点。
ある友人は「テイルズは終わった…」
ある友人は「何をプレイさせられているのかわからなかった…」
弟は「記憶にない」
など周りから散々な言われようだったが、、、
■世界観
良くも悪くもテイルズらしい世界観。まあここは区別化はかなり難しいが、時系列的には"ゼスティリア"の大昔の話ということで、あんまり機械的なものは出てこない。古いファンタジーの世界を想像してもらえれば相違ない。
■ストーリー
今までになかった"復讐"がテーマなので、ストーリーとしては全体的に暗いめ。
ボリュームもそこそこあるので、サブイベややりこみをそこまでやらなくてもクリア後には達成感があると思う。
ただ復讐モノとか後味悪い!平和が一番!暗いの嫌い!な人には向かないかも。
主人公ベルベット役のサトリナをはじめ声優陣の演技力が光るシーンが多々ある。
また、先ほど"ゼスティリア"と世界観がつながっていると書いたが、基本的には独立した話なので前作はやらなくても問題ない。というかやるな。
■パーティ
個人的にテイルズといえば、ドラクエやらFFよりもキャラゲー寄りのRPGだと思っている。
なので"キャラの個性"とか"パーティの雰囲気"なんかが物語を進める上で結構重要になるわけだけど、本作はそれが過去作の中でも上位に入る。
話自体が暗いめなので、パーティの雰囲気おかげで程よくバランスが取れていると感じた。キャラを好きになれれば当然、恒例のチャットシステムも楽しい。
中でも森川智之演じるアイゼンがいい感じの堅物かつネタキャラで好きだった。
■戦闘面
シリーズの特徴ともいえる、リアルタイムな戦闘システムは変わらず爽快感があるが、弱点で突かないと敵が硬すぎるので「戦闘はレベルを上げて物理で殴ればいい」と考えている人には不向きかもしれない。
また本作はキャラを戦闘中に頻繁に切り替えて戦えるのでマンネリ化もせず、自分に合ったキャラを使える。私は二刀流のロクロウが楽しくてメインにしていた。
ということで、総合的にみるとシリーズは少し息は吹き返したんでないかなと。前が悪すぎただけかもしれないけど。
ちなみに前作「ゼスティリア」はストーリーを修正したものがテレビアニメ化されている。制作は鬼滅で知名度爆上げの「Ufotable」なのでめちゃくちゃ綺麗。
今作とのつながりを意識したストーリーなんかも追加されているので、ゲームやるよりアニメ見た方がいい。
■マスコットのウザさ
ここまで総合的にはいい評価を書いたが、マスコット、てめーはダメだ。
テイルズには"アビス"の「ミュウ」とかヴェスペリア"の「ラピード」等マスコットがよく登場するが、個人的に本作のマスコットがウザすぎた。その名も「ビエンフー」。
見た目は普通なのだが、言動とやかましさと口癖がきつすぎる。
無言で腹パンしたくなるだろ?ならない?
(ビエンフー好きの方ごめんなさい。)